怒りのピューロ凱旋(後編)

※タイトルにピューロランドとありますが、ピューロランドの話は前回で終わっているのでほぼ出てきません。

※バカみたいに長いです。

ピューロランドをボコボコにぶちのめし、ちょうどいい時間(ピューロランドは17時閉園)だったので退場した一行。耳のカチューシャをそのまま着け、ゲーセンへプリクラを撮りに行く。何回も言って申し訳ないが、ピューロランドと商店街が異世界のゲートで繋がってんのか？と思うほど、橋を渡ると普通の街並みだった。あそこの一角だけ異質です。

ゲーセンに徒歩3分程度で付くものの、我々は2人はキモヲタ！MaxHeartであるためプリクラの機種の善し悪しやこだわりなどが無かった。一切。ただ盛れればいい。そう思うが先述の通り自分の顔に合った加工をしてくれるプリクラやまたは雰囲気が好きなプリクラなどになにも造詣に深くなく、水溜まりの如き浅いので、確か｢とりあえず中央の方に行くか……｣とふらふらそこへ立ち寄った。

プリクラを1回撮るのにかかるお金、500円。

え！？まだピューロランド出てないん！？

待って待って、プリクラってさあ、1回400円とかじゃない？なに500円て。待って？キショいよ？2人でどうやって割るの？

500円を割れないオタク少女たちになったが、とりあえず1人1回ずつプリクラ代を払うとして事なきを得た。プリクラを撮る時、最初に｢何人で撮るか｣｢フレームはどうするか｣｢メアドがあるか｣などを聞かれるのだが、我々は機械相手にブチギレをしていた。もちろんプリクラの有料会員などには生まれてこの方なったことがないので、ひたすら

｢もうなんでもいいよ！｣

｢ハ！？メアドなんてないが｣

｢メアドなんてねえよ‼️‼️｣

｢うるせえよ‼️‼️‼️黙れよ‼️‼️｣

強虫モンブランになっていた。とりあえず入る。

本当に申し訳ないが、撮っていた時の記憶がガチめに無い。思い出したら追記するが、マジの方でなにも覚えていない。助けて欲しい。なので印刷されたプリクラを見ながら記憶を辿っていこうと思う。

まず、1枚目。陰キャ特有のピースやネットミームでおなじみ｢チャリで来た｣(←2人とも目がかっぴらいてて怖い。)、自分のTwitterのユーザー名を書くなど、ここで文章にすると絶望的に面白くないが、私の記憶では楽しかった。

落書きの途中、プリクラの機械からは今をときめく流行の曲が延々と流れ続けるのだが、そんなものに詳しい訳がないので｢この曲なに？｣｢いや知らん｣になっていたところ、突如フォロワーが

｢こんな曲流してないで『命短し尽くせよ奴隷』流せよ！！！！！！｣

やばい。

｢アイヤイヤ～♪つ～かえて昇って～♪ここ～ろは摩天楼～♪｣

命短し尽くせよ奴隷出ちゃった。(フォロワーの推し、｢カリスマ｣で出てくる本橋依央利さんのソロ曲。聞け。)

やばい。とか言ってるが私は実際喉死ぬくらい笑っていた。

プリクラだが、当然のように盛れたのは真顔のものだった。真顔が1番可愛かった。あとなんか分割ミスって私のはちいせえ6枚が連なってるレイアウトになってしまった。センス無し。

2枚目。｢盛りてえ｣｢人気が分かんねえ｣という欲望を抱えた2人は周りを観察した。プリクラ機も、人間も。ふと辺りを見渡すと、1台のプリクラに可愛い女の子が並んでいたので、｢良い……のでは？｣となってそこに並んだ。近くに鏡と貸し出し用のヘアアイロンがあり、フォロワーの髪の毛巻きたいな〜と思って｢ヘアアイロンあるよー｣と言ったら

｢いい。ガチガチの直毛だから巻いたって意味ない。すぐ取れる｣

悲しい。実際、フォロワーの髪の毛は綺麗にストレートだった。私は髪を巻いてきたが前編の通り大暴れなどをしたのでぼさっ……としていたのだが、フォロワーが巻かないならいっかーと思って巻かなかった。

嘘。

私｢なんで！巻こうよ！！｣

フォロワー｢巻かねえよ！！！｣

↑マジで言う事聞きな？

2枚目のプリクラだが、割とプリクラ機の出す指示に従った。犬の垂れた耳のポーズとか、前編にあった天堂天彦さんのお誕生日カードをもったり……やばいクレーマーのSUSURU TVの腕組みをしたり……言葉には出来ないがプリクラ機から写真撮る瞬間にカメラから逃げてる一瞬だったり……え？たった一瞬のこの煌めきを食べ尽くそう2人でくたばるまで⁉️⁉️⁉️⁉️

すみませんでした。

特にカメラから逃げてる一瞬のところが好きで、これを大きめのレイアウトにして印刷した。あと、やばいクレーマーのSUSURU TV。

フォロワーが｢こちらが……｣から｢着席｣まで書いてくれたのだが、時間が無くそこで終わってしまった。このプリクラ機には制限時間の延長がなかったような気がする。

プリクラ機の操作やメイクのメニューって機種によって違うからやりづらいのやだなと思った。ひたすら目をデカくしてチークをやってリップをやって……と納期直前の人みたいな忙しさだった。やめてほしい。

プリクラ機の横にガチャガチャコーナーがあったのでだらーっと見ていく。すれ違いざま、私と恐らくダダ被りのカーディガンを着ている女の子がおり、大変気まずかった。こういうのホントにあるんだ。

チェンソーマンのガチャガチャがあったので引いたところ(アキ、デンジ狙い)まさかのマキマさんが出たため爆笑。よりにもよって？最強の夢女子かよ……

ブルーロックというアニメのガチャガチャもあったので、ちょっとだけ知っている私は｢この、凪っていう子、めっちゃ良いです｣とだけ言った。だからなんだ。

外。極寒。ちょうど5時くらいに差し掛かり、ピューロが閉園するので人々がちょっと多かった。飯を食べよう！ということで駅に近めのスシローへ行く。

まだこの時は明日もフォロワーと共にいるなんて思いもしなかった……

とりあえず、席につき双方酒を注文し、あろう事かデザートを頼んだ。寿司頼んで～

前編にあったアクスタたち(カプの間に割り込む青葉つむぎ)と、酒と、私(席向かい)のピューロのきたねえ袋

私は酒と甘いものを一緒に食べるといつも脳裏に由良悠斗(warahibi!内のお笑い芸人、ま・み・むメルシーズのツッコミ。芸名はYU。好きな酒のつまみがバニラアイスだった。萌えキャラ？)が過ぎるのだが、わらひびがサ終した今こうやって思うのってマジで私だけなのかと思うと気が狂いそうになる。

寿司を食べながらTwitterでも言った愚痴を現実でも言う、最悪のオタクになっていた。

○○(アイドル名)さんはさー、自分の世界をちゃんと持ってて、その上で人のことやどう考えてるかしっかり考察して仕事をしてくれるんだよー(泣)それなのに世界観のおこぼれもらおうとするとかおこがましすぎるよー(泣)

↑当時は感情のままにベラベラ喋っていたが、文章にまとめると大体こう。確か泣いていた。

異常者なので、こういった話を延々としていたところ、レーンを挟んだ向かいの席に家族連れが座った。レーン側に座った女の子が私たちのことを見ていたので(そりゃ見る、割と大声だったから)手を振るとにこにこして手を振ってくれた。なんか今日は子供に懐かれるな。フォロワーって子供に好かれるのかな？

その、フォロワーが。

｢あの本橋依央利ってマジでエロくて！！！｣

ド大声や。

声デカいな〜と思っていたのがマジで店中響くが！？くらいデカくなっていたのでそれ言ったらお酒飲むと声がデカくなると教えてくれた。声がデカい、本当に。そして、よく飲む。

｢レモンサワーとか無限に飲めるわ！！まだイける！！！｣

最強になるつもりなんかな。

この時点でビール2杯、レモンサワー2杯(確か。訂正あったら教えてください)を飲んでいて、私には考えられなかったので大丈夫なのか？と思ったら全然大丈夫らしい。酒は慣れ‼️‼️とも言われた。酒スゲー。

私は……レモンサワーに……塩とか、七味唐辛子とか入れてた……

癖とまではいかないが、なんか何かと入れたくなってしまう衝動がある。レーンに七味唐辛子、塩、わさびなどが流れてくるので、そこから何個か取って、レモンサワーに入れよwをしたらなんか訳わかんない飲み物が出来てしまった。

最初は、地元最高！でこはるさんが作っていた金魚を真似たのだが、あのちいせえ七味唐辛子ひと袋じゃたかが知れており、なんかゴマが香ばしくておいしーな(レモンサワーにゴマは無い方がいい為、美味しくない)と思った。塩を入れた時にはフォロワーにも好評だった。

さて、我々は普段の通話でも余裕で3～4時間話している人間である。電波の悪さやラグさを何よりも憎んできた。そんな我々が、円滑に会話のできる現実で会い、いつものように話している。

帰りたくねえ～～

と、思った。帰りたくねえな、帰りたくない。

泊まっちゃう？

なんで？

帰(けえ)んな。

｢報告入れれば大丈夫だと思うわ〜｣

｢うちも〜｣

と連絡を取ったところ、お互い大丈夫だった。なんかとんとん拍子に進んでない？

｢秋葉原だったら帰るの楽だからそこがいいな｣

｢いいよーホテル探そー｣

｢アパホテル予約入れられるか電話するわ｣

なんで？

｢泊まんならさー、パンツ買わなきゃじゃね？｣

マジで？

泊まることになった。なんでかは知らない。我々も、本当に分からないんです。

22:00頃にチェックインしますと予約したので、間に合うように買い物をする。

寿司屋の会計を済ませ同じ階の百均に行く。衣服(と言っても靴下とか)のコーナーに行くも下着は見当たらず、手分けして探したところフォロワーが｢あの、パンツってありませんか？｣と店員に聞いていた。無いらしい。

まあコンビニとかにも最悪あるだろうしということで、食料調達に１階だか地下にあるスーパーへ向かった。

生鮮食品のコーナーを通った時にフォロワーが

｢ねえねえ！りんごの美味しい見分け方知ってる！？｣

｢え、知らない！教えてー｣

｢あのねえ、りんご見分ける時は見た目じゃなくて音が確実だよ！指で弾いていい音なったらシャキシャキしてる！！｣

｢知らんかったぁ｣

とりんご豆知識を教えてくれた。ところが、先日通話でそれを言ったら｢え？そんなこと言った？なんも覚えてない……｣と言っていた。怖い。

明日の朝ごはんやホテルでつまむお菓子などをバンバン買っていく。

フォロワーは気分が良いようで｢なんでも買ってあげるよ〜｣とにこにこしていた。メロンパンとポケモンパンを買ってもらった。フォロワーは酒、お菓子、パンなどを買っていた。まだ酒飲めるの！？と聞いたらまだ飲める！と返ってきた。頼もしいな。

食料も買い、いよいよ必要なものがパンツだけになってきた。ピューロの方に戻るとデカめの百均があるのでそこに行き、パンツを探すも無かった。百均、嘘だよな……？

歯ブラシ、翌日のマスクを買って駅へ。ちなみに22:00チェックインと言ったがこの時点で大体21時だった。秋葉までは1時間！間に合うのか！？

まあ途中ごたごた(電車の乗り間違いなど)があったがなんとか秋葉に着いた。電車に乗り換えるために駅に降りた際、さすがに日も沈みメチャクチャ寒く私は発狂していたのだが、フォロワーは

｢酒飲んだから全然寒くねえ‼️‼️‼️｣

とルフィとゾロの悪魔合体みたいなことを言っていた。

あと電車乗ってる途中急に

フォロワー｢え？……私のフォロワー？｣

私｢えっ、はい｣

フォロワー｢キモ…………………………｣

とバグってしまったが、なにはともあれ秋葉原についた。

電気街の方にホテルを取ったので向かう。さすが東京というべきか、そこそこ人がいるし街が明るくてびっくりした。私はオタクなのに秋葉原には片手で数えるくらいしか行ったことがなく、デッカイ広告や高いビルなどは｢嘘｣と思っていたのだが、その｢嘘｣だと思っていた光景が目の前に広がっていたので、スゲーと思った。てか、普通にオタクばっかとかじゃなくてサラリーマンみたいのもいるし。サラリーマンがあっとほぉーむかふぇのデケェ看板の下出勤するってなんなんだ。すごいな。

フォロワーの父が｢ホテル泊まるなら旅行支援使えるかもよ〜｣と教えてくれたのだが、私がその支援を受けられるものを何一つ持っていないクソバカだったため、割引が効かず泊まることになった。すみません……

ホテルにチェックインして部屋に荷物を置き、近くにあったコンビニへ行く。パンツを買わなければいけないため……

無事パンツがあったので買ったが、なんかコンビニのパンツって高くね？もっとユニクロとかそういうとこで買えばよかったのかもしれん。あとついでにアイス買った。お泊まりキットの化粧水みたいのも割り勘で買った。

ホテルに戻り、｢デカい画面でカリスマが見たいなー！！｣とミラーリングを試みるものの、テレビが対応していないようで叶わなかった。なんなん。

クソ疲れたので風呂に入る。パジャマがバスローブでウケた。フォロワーが先に入り、なんか言ってていいよーみたいなことを言われた。クソ疲れていたのであまり覚えてないのだが、その時私は壁前に置いた台湾烏龍茶に向かって目をつぶって｢あの英智とつむぎってさあ、性行為はしないんよね。両者に性欲が無いからさ｣みたいな事を延々と言っていたと思う。殺してくれ。

風呂から出てフォロワーのスマホでカリスマを見た。皆さんもカリスマは見た(聞いた)方がいいです。

フォロワーの推しカプの回や私が個人的に好きな回などを見て大いに盛り上がった。途中、冷蔵庫からアイスを取り出して食べたが、全然冷凍されていなくて面白かった。常温のソフトクリームみたいだった。そうしたらなんか深夜になってたので寝た。何故か足側で寝た(←？)

早朝6時に起きるもののメチャ寒だったためエアコンを付けてから二度寝する。が、1時間後に起きたので素直に起床。

色々身支度をしていたら、テレ東でしまじろうのわお！が始まった。しまじろうと言えば、しまじろうのお父さんが何が何だかよく分からん楽器を弾いているシーンなのでそれを期待したのだが、流れなかった。フォロワーと二人で物真似もしたのに……

土曜朝のテレ東はまさに子供たち向けという感じで、しまじろうのわお！のアニメも見たし(クリスマスイブだったのでサンタにちなんだ話をやっていた)最後の体操だってやった。あれちゃんとやると結構キツいです。

わお！が終わるとウルトラマンが始まった。今のウルトラマンのことを何も知らないのだが、なんか捕まった人(男性)と面会をしたらソイツがまんまと逃げたらしい。街をぶっ壊したり怪獣を呼んだりやりたい放題である。捕まった人はなにやら大事な人がいるらしく、回想？でにこにこと地球はいいところーみたいなのを言っていた。

錯乱してる男性が｢海……草……風……｣とぶつぶつつぶやき出し、我々は｢え！？しまじろうのわお！じゃん！(オープニングがそういう感じのこと言ってる)｣とバカウケしていた。なんか場面の合間合間にそれを言ってるとこが切り抜かれたりするので、出る度にしまじろうのわお！だー！と盛り上がっていた。

話の流れをあんまり掴まんままウルトラマンが終わった。キリがいいのでトイレに行きます！(^-^)とトイレに立ち、用を足していたら

｢なあ！！！やばい！！！シャドウバースに激マブの男いる！！！！！｣

ハァ！？激マブの……男ォ！？！？！？

すぐに出た。

テレビ見た。

激マブの男いた。

攻め‼️‼️‼️‼️(ノータイム攻め受け判断師)

ウルトラマンが終わったあとに放映されているアニメシャドウバースに登場する蜜田川イツキさんがあまりにもマブだった。すごい。こんなことあるんだ。顔かわいいね……

公式サイトを見たところ、身長156センチ体重51キロ、血液型はO型、誕生日は5月22日とめちゃくちゃ詳細に書かれていた。すごいね、これアイドルゲームとかですか？

そもそもこういったホビー(シャドバってホビー？)アニメってめちゃくちゃ気合い入れてるケース多いな、と思う。男も女も可愛かったのでオープニングだけでも頼んます。私的には美鬼シノブさん、萌え♡といった感じです。

他にも主人公の方と主人公の相棒のドラゴンのマスコットの方、カップリングですね。と言ったり、エッチなお姉さんが出てきたのでエッチなお姉さんじゃん！！と言ったり、主人公が礼儀正しい脳筋でウケたり、女に♡萌え♡と言っていた。

10:00チェックアウトにも関わらず、シャドウバースさんは9:55分くらいまでやってくれた。サービスすごい！早く終わって！！！！

無事チェックアウトし、秋葉原の街をブラブラする事に。割と早い時間なのに人が結構いた。田舎者の体感かもしれんが。とりあえず、フォロワーは秋葉原に時折来ていて道が分かる程度には詳しいということでふら〜っと歩いた。メロンブックスのデカい看板とかあってすごいな〜と思った。

アニメイトに入って数秒後に出たり、人が並んでいたので何かの作品の展示がやってるのかな？と思ったらパチンコの新台に並ぶ人々だったり、ドンキを一周して出たりした。

ふと、フォロワーが｢ラジ館行こうか｣と言った。当たり前のようにラジ館を知らないのでとりあえずついて行く。

スゲェ。

デケェ。

ラジ館めっちゃデカかった。入口にフィギュアが大量に置かれていたので見る。阿良々木暦とかいた。ローゼンメイデンの真紅や水銀燈も。可愛くて全部欲しくなったが、こういったものは見極めが大事かと思いとりあえず保留して中へ入る。

ラジ館、全部で10階とかあって、それ全部見た。

たくさんのフィギュアを見てあれが欲しいこれが欲しいと言ったり、これはエッチだとか言ったり、終物語おうぎフォーミュラのポスターと花物語するがデビルのポスターを見て｢欲しい……(大泣)｣をした。ポスターは飾る場所がなく断念したが、買えばよかったなと割と本気で思っている。推したちのポスターって欲しくないやついるの？私欲しいけど……

あとはドール系の売り場に言って初音ミクのドールを見たり、ドール系専門の手芸屋に行ってスゲーとなったりした。フィギュアもドールもそこまで触れてこなかったので、新鮮で楽しかった。

中古のグッズショップにも行った。とんでもない量のグッズがあるのでビビった。まず思ったのは、層の幅広さ。売る側も買う側も膨大にいる。だからか、クソ田舎の中古ショップでまず見ることの無いグッズなどが普通に売られていて、それは当たり前に買った。

安かったので、｢推しのレート、低くて良かったー‼️｣と世が世なら長文メモ帳スクショ4枚がタイムラインに流れてきてしまうであろう発言も自然と口から出てしまった。フォロワーには｢やめろ！！！！｣と言われた。(当たり前)

1階のお土産屋さんでフォロワーがゆるキャンのステッカーを買うのを見て外に出ると、我らがあんさんぶるスターズ！！のMVが大画面で流れていたので、反射で近づく。

私の推している春川宙の所属するシャッフルユニットのBrancoが「Sweet Sweet White Song」を歌ってた😵‍💫💓かわいいかわいいかわいい　ありがとうございます

フォロワー｢あ、今日クリスマスイブか……｣

あ今日クリスマスイブ！？！？！？！？！？！？

クリスマスイブに……オタクと……すっぴんで……

秋葉原に！？！？

びっくりして大声が出たが、それはそれとしてどうやらクリスマスに合わせて近くにあったあんスタのショップがデッカいディスプレイにクリスマスモチーフのユニットのMVを流しているようだった。

La MortのMVではフォロワーの推しの礼瀬マヨイさんが同じくフォロワーの推しである桜河こはくさんを見つめるシーンで2人で｢野獣の眼光じゃん！(最悪)｣と言っていた。そして最後のFlambé！でフォロワーの最推しの天城燐音さんが出るのでじっと眺める。見終わった後に辺りを見たら若干人だかりが出来てて、私たち2人が最前だったので気まずくなり離脱。あんな気まずくなることあるかよ。

なんか｢エロゲ見に行かん？｣ということでソフマップに行くことに。(どんな動機？)ソフマップって名前だけ聞いた事あるなーと思ったら、やっぱり聞いた事あったし背景もなんか見たことあった。

中に入ると店内は結構小さめで、ポケモンが売ってたり、普通にフィギュアの売り場という感じだった。奥の方にエレベーターがあったので乗り4階へ向かう。通路の先に18歳未満立ち入り禁止のあの暖簾があり、くぐるとエロゲがたくさんあった。(←バカの感想)　いや、マジで当たり前なんですけど、一面エロゲなんですよね。スゲー。エロゲいっぱいある。

こういうとこ、人間2人で来ると気まずくなりがちかと思うんですが、なんか全くそういうのがなかった。

｢あ、素晴らしき日々じゃん｣

｢素晴らしき日々ってマジであるんだ｣

とか普通に言ってたし、某競馬擬人化ゲームの登場人物そっくりの女の子が出てくるゲームがあって

｢これ……ですよね？｣

｢やってんな完全に｣

と話したり、エロゲ原作の方がソフマップ宛に描いていた色紙を見て

｢絵、うまっ！！｣

｢絵ってここまで上手く描けるんだ……｣

と言ったりしました。我々の見解では結局エロゲのような絵柄がなによりも可愛くて、最強なのでは…となっているので、可愛い絵柄に心底弱い。

5階にもエロゲコーナーがあるので、行くぞっ！！とエスカレーターに乗り込み5階へ。

4階と同じく、パーテーションで区切られあの暖簾が待ち構えている場所としてはデジャブのようなものなのですが……

え？

え！？

男いる！？！？

男いるよ！！！！！

ショタの男いる！！！！！！

｢ええ！？！？｣

｢男！？！？｣

とヒャッハー！女がいるぞ！！とほぼ逆の事を叫びながら近づくと、幻(男の娘)でなくかわいいショタがいた。

＞我々の見解では結局エロゲのような絵柄がなによりも可愛くて、最強なのでは…となっているので、可愛い絵柄に心底弱い。

ダメじゃん、こんなの出すの。かわいいエロゲの絵柄で描かれた男がさ、最強なんだよ。

なんでさ、こんなことするの？(泣)顔の可愛いショタと、顔の可愛いショタじゃん……

どうやら9月28日より展示されている｢サクラノ刻─櫻の森の下を歩む─｣の登場人物のようで、名前を草薙直哉と、夏目圭というらしい。

ふーん。あのさ、アンタらって……｢カップリング｣？

フォロワー｢あっ！！これ、シナリオすかぢじゃん！｣

私｢！？　だれ？｣(痔！？)

フォロワー｢素晴らしき日々書いてた人だよ！｣

私｢へぇ〜！｣←素晴らしき日々を、高島ざくろしか知らない人

一通り展示されている登場人物を見るが、結局そのショタに収束してしまう。かわいい。サクラノ刻は前作のサクラノ詩の続編らしい。

へー。

ふーん。

これ来年(現時点2022年)発売なんスね。

なるほどね。

デッカなデッカなショタインパクトを受けつつ、6階へ向かう。ライトなオタクのグッズショップという感じで、奥の方に進むとラブライブ！スーパースターのパネルがあった。若菜四季さんしか知らなかったが、フォロワーは嵐千砂都さんことちぃちゃんが好きらしい。

フォロワー｢もうほんとね、ちぃちゃんが1番正しいよ｣

私｢そうなんだ｣

あと、私のタイムラインに異常に流れてきて若干嫌いになったカプに悪口を言って、ソフマップを後にした。

ラジ館やソフマップ、あと青騎士を取り扱ってる本屋とかに行ったらすっかり昼過ぎになってたので、ファミレスでお昼ご飯を食べることにした。

席に座った瞬間にサクラノ詩及びサクラノ刻の公式サイトを見漁るバケモノになる。

え……？

夏目圭さん、カワイッ……顔……

サクラノ刻で展示されていたショタの2人は、恐らく高校生？で、今作は過去のことを描いているからショタだったらしい。

サクラノ詩見た時びっくりしたもんな。かわいい。

サクラノ詩やサクラノ刻については私の口から語るより公式を見て欲しいが、かいつまんで言うと、主人公である草薙直哉は芸術における天才だったが、なんやかんやあって腕を怪我して絵を描くのをやめる。そして夏目圭も絵画における天才かつ、草薙直哉のライバル的存在で、現在絵を描かないでいる直哉に対していつか絵を描いてくれると信じ待っている、と大体こんな感じです。

また、圭は直哉の才能に自分が追いつけないと思っている？っぽいですね。

これ、さ……